観念的競合と「線の違反・点の違反」の関係
交通違反を取り締まる場合に観念的競合として複数の違反があっても、
一つの違反でのみ違反切符を切る場合はあります。
これは交通違反の観念的競合と言い線の違反については、
重い方の違反でのみ切符を切るです。
例えば、飲酒、定員外、免許証不携帯、ノーヘルなど運転をスタートしたときから
違反行為が行われている場合に該当します。
これを線の違反と言います。
これ以外に一時停止違反や信号無視など点の違反があり、
点の違反は線の違反と被っている場合に併合罪として処理され
それぞれで切符が切られることになります。
複数の違反をしているのに一つの切符しか切られていない場合は、
観念的競合により高い方の違反が適用されたと理解しましょう。
